昨日、1月17日(日)は
加入している公益社団法人東京都柔道整復師会で行われた、第90回東京都委託柔道整復師講習会に参加してきました。

特別講演では、
早稲田大学スポーツ科学学術院の金岡恒治先生の『  腰痛と体幹深部筋機能  』についての講演を聞いてきました。

腰痛の中には画像診断では問題なくても、実際に痛みがあるものが全体の85%あります。

これは主に
①筋肉の痛み
②仙腸関節痛(殿部上部中心寄りの痛み)
③椎間関節や椎間板付近痛(腰を曲げ伸ばしした時の痛み)
に分けられます。

体の筋肉は浅い部分の筋肉(浅層筋)と深い部分の筋肉(深層筋)に分けられます。深層筋を上手に使うことによって運動時、体を安定させてから次の運動に移ることが出来るため、痛めにくく、スムーズに運動することが出来ます。

これは、運動時だけではなく日常生活でも一緒です。

間違った運動習慣になってしまっている場合は、このことを体に意識してあげることによって理想的な体の動かし方になり、痛みにくい体になってきます。

妊産婦さんで腰痛に悩んでいらっしゃる方もお試しください。

とても興味深い講演でした。これから東京オリンピックもあり、春にかけて体を動かされる方が増えてきます。患者さんの痛みと向き合い、今日からの治療に生かしていきたいです。

金岡先生、昨日はありがとうございました。

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